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萎びた冷たい手足を見れば いち早く招じ入れ暖めてやりたいと思う されど 病める者を安易に引き受ける危険も山程知っている ・・・・しばしの沈黙ののち 綾女は愛想なくつぶやく 「入りなさい」 |
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老いた身に 初秋の夜風は 妖かしの者にもこたえよう つい すぐと招き入れそうになる自分を制して しばし綾女は沈黙する 妖老は、木戸に打ちつけられた看板に、ちらと目を走らせ 「もちろんお礼は致します 私共にできる形で、できる限りのことをさせて頂きます」 ★星の女王様の思い出話 奥久津まるも先生～～ http://blog.goo.ne.jp/rose33ayame/e/ffe323eed72977e1a7195e6fa5c59b7a |
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それは背丈こそ、５～６歳の子供ほどしかないが 顔中に深く刻まれた皺も 萎びた手も 重ねた年月をうかがわせる 絶えずオドオドと視線を宙に彷徨わせながら 「わたし共は癒しを求めるものであります 綾女せんせいのウワサを聞いて参りました」 ★綾女せんせいの予約＆待機情報 『フォーチュンネット』http://amba.to/uPJYAt |
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どこで何を聞いてきたやら・・・・・ 不可思議に思いながら 綾女は、ほんの少し引き戸を開ける 「まことたしかに・・・ここに居るは綾女である そなたは何者か？」 ★最新星報 『カニ的限定愛』http://amba.to/v2m05N |
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